
結論から言うと、成長期の子どもがシュートを外す原因は、フォームだけではないことがほとんどです。
フォームは大切ですが、それ以上に「体の成長」や「考え方」が大きく影響しています。
シュートが入らないと、すぐフォームを直したくなる理由
シュートが入らない場面を見ると、
「フォームが悪いのでは?」と考えるのは自然な反応です。
実際、フォームは目に見えて分かりやすく、
修正点も指摘しやすいため、指導や声かけがフォーム中心になりがちです。
私自身、保護者として成長期の子どもたちのプレーを見てきましたが、
フォームを直しても、しばらくシュートが安定しない時期が何度もありました。
成長期に起こる「体の変化」を見落としやすい
成長期の子どもは、短期間で大きく体が変わります。
- 身長が急に伸びる
- 腕や脚の長さが変わる
- 筋力と体のバランスが追いつかない
この状態では、
以前うまくいっていたフォームでも、同じ感覚で打てなくなることがあります。
つまり、シュートが入らない=フォームが間違っているとは限らないのです。
フォームよりも先に大切にしたい考え方
成長期に本当に大切なのは、
「なぜ入らないのか」を冷静に捉える視点です。
- 距離が合っていないのか
- 力の入れ方が変わっていないか
- タイミングがずれていないか
これらを意識することで、
フォームを大きく崩さずに調整する力が身についていきます。
「入らない時期」は成長の途中段階
成長期には、一時的にシュートが入らなくなる時期が訪れることがあります。
これは決して後退ではなく、
体の変化に感覚が追いついていないだけの状態です。
私が見てきた中でも、
この時期を焦らず乗り越えた子ほど、後に安定したシュート力を身につけていました。
親ができる声かけのポイント
親がフォームを細かく指摘する必要はありません。
それよりも、次のような声かけが、
子どもの考える力を育てます。
- 「さっきより距離はどうだった?」
- 「今のシュート、どんな感じだった?」
- 「前より楽に打ててる?」
結果ではなく、感覚や気づきに目を向けることで、
子ども自身が調整する力を身につけていきます。
まとめ|成長期のシュートは長い目で見る
シュートが入らない原因を、
すべてフォームに求めてしまうと、成長の流れを見失いがちです。
成長期は、体と感覚をすり合わせていく大切な時期。
その過程を理解し、焦らず見守ることが、将来の安定したシュート力につながります。
今の「入らない」は、次のステップへの準備期間。
そう捉える視点が、成長期のバスケをより前向きなものにしてくれます。
