
結論から言うと、ミニバス期にドリブル練習ばかりを続けると、 試合で通用する判断力やパス・スペース感覚が育ちにくくなります。
結論から言うと、ミニバス期にドリブル練習「だけ」に偏るのはおすすめできません。
ドリブルは大切な基礎ですが、それ以上に優先すべき土台があり、それを飛ばしてしまうと、後の成長でつまずきやすくなるからです。
なぜミニバスではドリブル練習に偏りがちなのか
ミニバスの現場を見ていると、ドリブル練習が多くなるのは自然な流れだと感じます。
理由はとてもシンプルで、子どもも大人も「上達した実感」を得やすいからです。
ドリブルが速くなった、低くつけるようになった、技が増えた。
こうした変化は目に見えやすく、「成長している」と感じやすいポイントでもあります。
私自身、保護者として長くミニバスの練習を見てきましたが、
ドリブルが上手=試合で活躍できると考えてしまう場面は少なくありませんでした。
ドリブルが上手でも試合で止まってしまう理由
実際の試合では、ドリブルの技術だけではうまくいかない場面が多くあります。
- 相手がどこにいるかを見る力
- パスかドリブルかを選ぶ判断
- ボールを持っていない時の動き
これらが身についていないと、ボールを持った瞬間に止まってしまうことが起きやすくなります。
特にミニバスから中学バスケへ進むと、
スピードもディフェンスの強さも一気に上がるため、ドリブルだけでは通用しなくなります。
ミニバス期に本当に身につけたい「基礎」とは
ここで言う基礎とは、派手な技術ではありません。
- 正しい構え(バランス・姿勢)
- ボールを見ずに周りを見る感覚
- 止まる・動くの切り替え
- 味方とつながる意識
これらはすぐに結果が見えにくいため、軽視されがちですが、
後になって大きな差として表れてくる部分でもあります。
ドリブル練習が悪いわけではない
誤解してほしくないのは、
ドリブル練習そのものが悪いわけではないという点です。
大切なのは、
「ドリブルだけになっていないか」
「何のためのドリブル練習なのか」
という視点を持つことです。
基礎の上にドリブルがある。
この順番を意識するだけで、練習の意味は大きく変わります。
親としてできる関わり方
親が技術を教える必要はありません。
ただ、練習や試合を見ながら、こんな視点を持つだけで十分です。
- ボールを持っていない時に動けているか
- 周りを見てプレーしているか
- 判断に迷ったときに止まっていないか
結果だけでなく、過程や考え方を認める声かけが、
子どもの成長を長い目で支えることにつながります。
まとめ|ミニバス期の基礎は「未来への準備」
ミニバスは勝つためだけの時期ではありません。
中学、高校、その先へとつながる土台づくりの時間です。
ドリブル練習に偏りすぎていないか。
今やっている練習は、将来につながっているか。
そんな視点を持つことで、ミニバスの時間はより意味のあるものになります。
