
結論から言うと、試合で緊張する子どもを変える一番の近道は、技術指導ではなく「親の声かけ」です。
緊張そのものをなくそうとするより、緊張した状態でも動ける環境を整えることが大切です。
なぜ試合になると緊張してしまうのか
普段の練習では問題なくプレーできるのに、
試合になると動きが固くなる子は少なくありません。
これは性格の問題ではなく、「失敗したくない」「迷惑をかけたくない」という気持ちが強く出ている状態です。
私自身、保護者として試合を見てきましたが、
緊張している子ほど、真面目で周りをよく見ているケースが多いと感じています。
「緊張=悪いこと」ではない
まず大切なのは、
緊張すること自体を否定しないことです。
緊張は、その試合を大事に思っている証拠でもあります。
問題なのは、緊張によって「何もできなくなる」状態です。
親が「緊張しないで」「落ち着いて」と声をかけるほど、
子どもは逆に緊張を意識してしまうこともあります。
プレーを止めてしまう声かけ、動かす声かけ
試合前や試合中の声かけは、プレーに大きく影響します。
プレーを止めやすい声かけ
- 「ミスするなよ」
- 「ちゃんとやって」
- 「練習通りにしなさい」
これらは正論ですが、
子どもの意識を「失敗」や「評価」に向けてしまいます。
プレーを動かしやすい声かけ
- 「最初は一本パスをつなごう」
- 「ディフェンスから入ろう」
- 「一回走れたらOK」
行動を一つに絞る声かけは、
緊張した中でも体を動かしやすくしてくれます。
親ができるのは「安心できる土台づくり」
試合でのプレーは、子ども本人がするものです。
親が結果をコントロールすることはできません。
ただし、安心して挑戦できる空気は作れます。
- 結果よりも取り組みを認める
- ミスがあっても態度を変えない
- 終わった後に責めない
「失敗しても大丈夫」という感覚があると、
緊張していても一歩踏み出しやすくなります。
試合後にかけたい言葉
試合後は、技術的な反省よりも、
気持ちや行動に目を向ける声かけがおすすめです。
- 「最初に声出せてたね」
- 「逃げずに守ろうとしてたね」
- 「緊張してたけど、よく頑張ったね」
評価ではなく事実を伝えることで、
次の試合への不安を減らすことができます。
まとめ|声かけ一つで、プレーは変わる
試合で緊張するのは、弱さではありません。
それだけ真剣に向き合っている証です。
親の声かけが、
「失敗してはいけないプレー」になるか、
「挑戦できるプレー」になるかを左右します。
完璧な言葉をかける必要はありません。
子どもが一歩動ける言葉を、そっと添える。
その積み重ねが、試合でのプレーを少しずつ変えていきます。
👉 AROLE 公式ブログ(最新記事はこちら)
https://arolestudio.com/
