◆ 育成バスケの真実。形だけの指導が、子どもの未来を削っている。
正直に言います。最近の育成年代バスケを見ていて、一番強く思うことがあります。 「指導者、大人こそ学び直さないといけない。」
なぜなら、目の前の子どもたちがやっているバスケと、大人が覚えているバスケには、 とんでもない“ズレ”があるからです。
◆ 大人が覚えているバスケは“高校生の記憶”
多くの指導者や大人は、自分が高校生のときにやってきたバスケを基準にしています。 でも教わっているのは、小学生・中学生。まだ発達途中で、理解力も体の動きもまったく違う。
それなのに大人側は、 「なんでできないんだ?」 と平気で言う。
いや、それは当たり前なんです。 そもそもスタートラインが違う。
◆ 形だけ教える指導は、マンツーマンじゃない。ゾーンもどき。
「1番2番3番こう動け!」 「ローテはこうだ!」 「ヘルプ遅い!」
こういう“形ありきの指導”を見かけますが、ハッキリ言います。
これはマンツーマンじゃありません。
中身が空っぽの、ゾーンもどきです。
オンボール(1番)の強度が弱いまま、形だけ教えても意味はありません。 むしろ子どもが混乱するだけです。
◆ 本来の順番は「まず1番」。ここが全て。
ディフェンスには順番があります。
① まずオンボール(1番)を鬼ほど強くする
② 次にオフボール(2番)の位置
③ 最後にヘルプ・ローテ(3番)
この順番を無視して「ヘルプが遅い」と言っている指導者は、ただ順番を間違えているだけ。 子どものせいじゃありません。
土台を作らないまま家を建てようとしている。それが形だけの指導です。
◆ 強豪校の100点ゲームの真実
よくありますよね、100点ゲーム。 でも、あれは強豪校のオフェンスが化け物だからではありません。
ディフェンス強度が天と地ほど違うだけ。
強豪校は1番の強度が高いから崩れない。 弱いチームは1番が弱いから、何もかもが崩れる。
つまり、100点ゲームは “ディフェンス力の差”がスコアとして現れているだけなんです。
◆ 「矛盾」──盾が弱いと矛も弱い
あなたが言ったこの一言にすべてが詰まっています。
「矛盾という言葉があるが、盾が弱すぎて結果矛も弱いチームが多い」
弱いディフェンスしか経験していないチームは、強いオフェンスが育ちません。 これは絶対の事実。
本気でオフェンスを強くしたいなら、
まず盾(ディフェンス)を育てる。
これが全てです。
◆ 子どもの未来を守れるのは、大人だけ
子どもは指導者を選べません。 チームも選べません。 環境も選べません。
だからこそ、指導者が学び続けること。 そして保護者が最低限の知識を持つこと。
それが、子どもの未来を守る唯一の道です。
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