「できない理由ばかりの学校──失われていく部活の経験をどう守るか」

「できない理由ばかり」の現場で、一番失われているのは“子どもたちの部活の経験”だな…。

今日は、校長先生との通話で見えた「できない理由ばかりの学校」と、 そこで静かに奪われていく部活の経験についてまとめます。
これはどこか一つの学校の話ではなく、これから地域移行が進む中で、 多くの子どもたちに起こりうる現実だと感じています。


◆ 1.校長先生は「動いているつもり」でも、現場は何も変わっていない

校長先生との通話では、こう説明がありました。

学校(校長先生)の説明 こちら(保護者会長)から見える現実
「今後はスケジュールを早めに出すように先生方へ指示をしました」 それは前進だが、保護者に届くタイミングが変わらなければ根本は改善されない。
「部活動指導員が火曜日に自主練を増やします」 自主練はありがたいが、“部活動としての公式な機会”は増えていない。
「気になることは顧問や指導員に直接話してください」 “個人への丸投げ構造”で、組織としての改善が見えない。

言葉だけ聞けば対応しているように見える。 でも現場では 練習も試合も増えていない。 ここに“見えている動き”と“現実”の大きなギャップがある。


◆ 2.自主練が増えても、部活の経験は守れない

部活動指導員が時間を作ってくれていることは本当にありがたい。 しかし自主練は、あくまで学校の責任外の活動扱いになりやすい。

項目 部活動としての練習 自主練(任意参加の活動)
学校の責任 正式な活動として記録される 責任の所在があいまい
出席 チームの計画・成長に反映 「来れる人だけ来てください」になりやすい
子どもへのメッセージ 「みんなで取り組む活動」 「行ける人が行く場所」

自主練は良い。 でもそれは “部活の経験が増えた” とは呼べない


◆ 3.個人に頼むのではなく、組織で動いてほしい

通話の中で学校側から繰り返されたのが 「先生個人に直接話してください」 というスタンスだった。

しかし現場では、

  • 顧問の先生は負担が限界
  • 副顧問も家庭との両立でギリギリ
  • 指導員も週1程度しか正式な活動に関われない

この状況で、個人に責任を振るのは無理がある。 だから私は校長先生へ明確に伝えた。

「私は、個人にお願いしに来ているわけではありません
 責任者として、学校が組織としてどう動くかを話したいんです。」


◆ 4.本当はできる「部活→自主練」連携

私は、できない理由ではなくできる方法を提案した。

今の流れ 改善案
  1. 学校体育館で部活
  2. 一度解散 → 帰宅
  3. 参加できる子だけ自主練へ
→ 参加人数が減り、チームとしての流れが途切れる
  1. 体育館が使えない日は、公共施設を「部活」で確保
  2. チーム練習として実施
  3. 希望者はそのまま自主練へ流れる
経験と参加率が自然に上がる理想の形

実際に、他の部活では外部施設を利用している例もある。 だからこそ、 「本当にできないのか? それとも動こうとしていないだけなのか?」 という疑問が残る。


◆ 5.失われているのは「結果」ではなく「経験」

私が最も危機感を覚えているのは、 試合の機会・練習の密度・実践経験が極端に減っていることだ。

  • 練習試合が少ない
  • 実践に近い緊張感を味わう場がない
  • 「やってみて失敗する」経験が奪われている

結果は簡単には出ない。 でも、経験を増やすことなら絶対にできるはず。 それが今、大人側の都合で削られている現実がある。


◆ 6.保護者としてできること

私は学校と対立したいわけではない。 ただ、「子どもの経験だけは守りたい」

  • 現場の負担には配慮しながら
  • それでも「できる方法」を探し続ける
  • 学校・地域・保護者が同じ方向を向くよう動く

これが、保護者会長としての役割だと思っている。


◆ 7.あなたの学校ではどうですか?

もしこの記事を読んで、

  • 練習試合が少ない
  • 顧問の負担が限界で動きが止まっている
  • 自主練ばかりで正式な活動が減っている

そう感じる点があれば、 一度「本当にできないのか?」を一緒に考えてみませんか。


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※この記事は、保護者会長としての体験と感じたことを整理したものです。
特定の学校・個人を批判する意図はありません。


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