『中学生の進路は“環境”で決まる──選択肢が少ない地元を離れたことで、わが子に起きた本当の変化』

中学生の進路は“環境”で決まる──選択肢が少ない地元を離れたことで、わが子に起きた本当の変化

中学生の進路って、本当に難しい問題です。
子どもがどう伸びるのか、どんな環境が合うのか。
正解が見えないからこそ、親として不安になります。

私が一番最初に感じたのは、
「この地域、選択肢があまりにも少なすぎないか?」
という疑問でした。

◆ 地元には“3つの高校”しかない現実

私の住む地域には、公立が2校と私立が1校。
どちらも悪い学校ではありません。でも、どれを見ても

「中学校の延長みたいだな…」

という印象が強かったんです。

  • 普通科が1つ
  • 商業・工業・農業が混ざった実業系が1つ
  • 私立の普通科が1つ

専門性が高いわけでもなく、突出した魅力があるわけでもない。
「ここで学びたい!」と思えるような環境には、正直見えませんでした。

◆ 一番怖かったのは、“なんとなく進学する空気”

高校の説明会に参加する中で、私が強く感じたのがこれです。

なんとなく選ぶ進路ほど、未来を狭くしてしまうものはない。

目標がないまま進学すると、3年間はあっという間に過ぎます。
そして後から気づいても、取り戻せない。

「地元だから」「みんなここに行くから」
そんな理由で人生の大事な3年を決めてほしくない。
そう思うようになりました。

◆ “外の高校”が選択肢に入った理由

実は、うちにはすでに地域外の高校へ進んだ子が2人います。
その2人の姿を見たのが、私にとって大きな転機でした。

地元を離れることは不安もありましたが、結果的にこの経験が、
親としての価値観をガラッと変えるきっかけになりました。

◆ 外へ出た2人に起きた“本当の変化”

特に大きかったのが、次の2つです。

① 行動範囲が広がり、自立心が育った

電車通学になることで、行動範囲が一気に広がりました。
すると、不思議なもので…

「自分から動く子」へと変わっていったんです。

親があれこれ言わなくても、自分で判断して動くようになった。
環境が変わるだけで、ここまで変わるのかと驚きました。

② 友達・人間関係の質が変わった

地域外の高校には、
・意識の高い子
・目標を持っている子
・価値観の違う子
が集まってきます。

その仲間と過ごす時間が、2人を大きく成長させてくれました。
やっぱり環境が人をつくる。
その事実を目の前で見せられた感覚でした。

◆ 親として心から思ったこと

「この子はこの選択をして本当に良かった」

これが、2人を外に出して感じた率直な気持ちです。
もし地元だけで考えていたら、この成長はなかったと思っています。

◆ だから中2の子も“ほぼ外へ出す”つもり

いま中学2年の子に対しても、私はほぼ外の高校を選ばせるつもりです。
地元の選択肢の中だけで進路を決めてほしくないからです。

不安はもちろんあります。
でも、子どもが伸びる可能性を大切にしたい。
「親の不安」より「子どもの未来」
そんな基準で選びたいと思っています。

◆ おわりに

進路選びは、親も子も迷うものです。
でも一つだけ言えるのは、

環境が変われば、子どもは勝手に伸びていく。

だからこそ、地元に縛られず、
「この子が最も成長できる場所」を探してあげたい。
そう思っています。

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