『看護学生の奨学金、どれを選ぶべきか──20年融資経験の親が教える“最もラクな組み合わせ”という答え』

看護学生の奨学金、どれを選ぶのが正解か──20年の融資経験を持つ親が“本音で”伝える最適解

看護系の進学ほど、「奨学金の選び方で将来が変わる」進路はありません。
親として、そして20年間融資に携わってきた立場から言うと、最初の選択を間違えるとその後ずっと苦しくなるケースを何度も見てきました。

逆に、制度をうまく使えば、実質の自己負担を大きく下げながら国家資格を取る道もあります。
ここでは、看護学生が実際に利用しやすい奨学金の種類を、全国的な平均額ベースで比較しながら整理していきます。

■ 看護学生がよく利用する奨学金の種類と平均額

種類 月額の全国平均 返済 特徴
① 病院奨学金(修学資金) 30,000〜70,000円 指定病院で働けば返済免除 実質“給付型”になることが多く一番人気。就職先が縛られる。
② 日本学生支援機構(JASSO)第一種 20,000〜64,000円 無利子で返済 成績基準あり。家計基準も少し厳しい。
③ JASSO 第二種 20,000〜120,000円 利子あり 最も自由度が高い。必要額を柔軟に借りられる。
④ 自治体の看護師修学資金 30,000〜50,000円 地域勤務で返済免除 条件は自治体により異なるが比較的使いやすい。

■ 親として本音で伝えたい「正しい考え方」

奨学金は“借金”と考えると怖いものですが、看護学生の場合は少し事情が違います。
特に病院奨学金(修学資金)は実質的に給付型になるケースが多く、これを使わない手はないと考えています。

ただし、どの奨学金も「途中で辞めたらどうなるの?」という不安がありますよね。
その点について、私はいつも“使う分だけ使い、残りは貯めておく”ことを勧めています。

もし条件が合わなくなり途中で辞める場合、
全額使っていなければ返済額も小さくて済む。
これが奨学金を安全に使うための最大のポイントです。

■ では、最適な組み合わせは?(結論)

結論としては、次の順番で検討するのがもっとも安全・最適です。

  1. 病院奨学金(返済免除付き)を第一候補にする
  2. 不足分をJASSO第一種(無利子)で補う
  3. さらに不足する場合のみJASSO第二種を活用する

この組み合わせが、将来の返済負担を最小限にし、進学の自由度も保てる現実的なラインです。

■ 親として伝えたい最後のひと言

進学費用の不安は、家庭によって本当に大きく違います。
でも、看護系は制度さえ理解すれば、「最も進学しやすい学部」でもあります。

不安がある場合は、遠慮なく病院や学校に聞いてください。
「お金の心配があるから」と進路を狭めてしまうのは、もったいないです。


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